当院の出生前検査について|つくばみらい遠藤レディースクリニック|つくばみらい市にある産婦人科、乳腺外科、麻酔科

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分娩方法について

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計画分娩(分娩誘発・予定分娩)について

当院では、経腟分娩が可能と判断される妊婦さまを対象に、妊婦さまそれぞれのご事情やご希望に合わせて「計画分娩」(分娩誘発・予定分娩)のご案内を行っております。

計画分娩が検討される主なケース

以下のようなご事情がある方には、計画分娩が選択肢の一つとなる場合があります。

  • ご主人が夜勤業務や出張などで、陣痛時にお一人になる時間帯がある
  • 陣痛が来た際に、上のお子さまの預け先をすぐに確保できない可能性がある
  • できる限り「無痛分娩」を希望されている
  • 出産予定日(妊娠40週0日)を超えた方

妊婦さまの生活背景やご不安にも配慮しながら、安全なお産を目指します。

当院の計画分娩の考え方

当院の計画分娩は、あらかじめ決められた妊娠週数で一律に日程を組む方法ではありません。

妊婦健診時に

  • 子宮口の開き具合
  • 赤ちゃんの頭の下がり具合
  • 子宮の状態や、これまでの妊娠経過と血圧などの体調の変化
  • 骨盤レントゲン計測(ガットマン計測):行わない場合もあります。

などを外来で丁寧に確認し、外来担当医師とご相談の上で分娩日程を決定します。
これは、可能な限り自然なお産に近い形で分娩に臨んでいただくためです。

計画分娩の流れ

  • 計画分娩予定日の前日夕方に入院していただきます
  • 入院後に診察を行い、入院日は原則としてお休みとなります
    (子宮口の状態によっては、夜間に頸管拡張処置を行うことがあります)
  • 計画分娩当日は、早朝より頸管拡張や陣痛促進剤を使用し、分娩を進めます
  • 分娩の進行状況(子宮口の開大、赤ちゃんの頭の下降)を確認しながら、無痛分娩をご希望の方には硬膜外麻酔を導入し、分娩に臨みます

計画分娩は予定通りに進まないこともあります

計画分娩は、必ずしも予定通りに進行するとは限りません。
分娩誘発が2日間に及ぶ可能性もあります。
ただし、3日目以上に及ぶ場合には、母体の疲労や胎児への負担が強くなる可能性があるため、2日目の夕方の時点で、状況により帝王切開分娩へ移行させていただくことがあります。
いずれの場合も、母体と赤ちゃんの安全を最優先に、医学的判断のもとで対応いたします。

骨盤レントゲン計測(ガットマン計測)について

妊婦健診時に

  • 赤ちゃんの頭の下がりが悪い場合
  • 骨盤と児頭のサイズバランスが気になる場合
  • お母さんのお腹が「尖腹」と呼ばれるような、前方への張り出しが強い場合

などでは、事前に骨盤レントゲン計測(ガットマン計測)を行うことがあります。
これは、お母さんの骨盤と赤ちゃんの頭の大きさ・位置関係を客観的に評価し、経腟分娩が安全に可能かどうかを判断するための検査です。

レントゲン被ばくについて

「妊娠中にレントゲン検査をして大丈夫なのか」とご心配される方もいらっしゃいますが、骨盤レントゲン計測による胎児への影響は、医学的に問題ないとされています。

  • ガットマン計測で使用する放射線量は非常に少量です
  • 胎児が影響を受けるとされる線量(100mGy以上)と比べると、骨盤レントゲンの被ばく量はその何十分の一以下とされています
  • 国内外の産科ガイドラインにおいても、必要性がある場合には妊娠中でも安全に実施できる検査と位置づけられています

また、検査はお腹を直接撮影するものではなく、撮影範囲や条件にも十分配慮して行います。

なぜ骨盤レントゲン計測(ガットマン計測)検査を行うのか

骨盤レントゲン計測は、「無理に経腟分娩を進めることによる母体や赤ちゃんへのリスク」を評価する検査です。
事前に骨盤と赤ちゃんの頭のバランスを評価することで、

  • 安全に経腟分娩をトライできるか
  • 計画分娩(分娩誘発)が適切か
  • 吸引分娩などの難産になるリスクが高いか
  • 早めに別の分娩方法(帝王切開術)を検討した方がよいか

を慎重に判断し、母体と赤ちゃんの安全を守ることにつながります。
検査の必要性や結果については、必ず医師から丁寧にご説明いたしますので、ご不安な点がありましたら、遠慮なくご相談ください。

無痛分娩について

当院では、計画分娩の流れの中で、無痛分娩(硬膜外麻酔分娩)を行うことが可能です。
分娩の進行状況や母体・胎児の状態を確認しながら、適切なタイミングで麻酔を導入し、安全に分娩を進めていきます。
無痛分娩の方法・安全管理体制・対象となる方・注意点などの詳細につきましては、

をご覧ください。

最後に

計画分娩は、すべての妊婦さまに適している方法ではありません。
自然陣痛を待機する分娩も、当院では可能です。
当院では、妊婦さまお一人おひとりの状況を大切にしながら、母体と赤ちゃんの安全を最優先に、最適なお産の方法をご提案しております。
医学的に安全性の確保が難しいと判断される場合には、分娩方法についてご希望に添えないことがある点につき、あらかじめご了承ください。
ご不明な点やご希望がありましたら、妊婦健診時にお気軽にご相談ください。

無痛分娩について

※ 当院の無痛分娩は、計画分娩もしくは自然陣痛発来の経過で実施しております。24時間体制で行うことが可能です。

分娩全体の考え方や流れについては、

をご覧ください。

当院では、硬膜外麻酔を用いた無痛分娩(硬膜外麻酔分娩)を行っております。
無痛分娩は、分娩時の痛みを軽減し、できる限り安心してお産に臨んでいただくための方法の一つです。

一方で、無痛分娩は麻酔管理を伴う医療行為であり、安全性の確保が最も重要であることから、当院では十分な説明と医学的判断のもとで実施しております。

また当院は、産科麻酔に特化した常勤の麻酔科専門医を中心に、JALA(日本無痛分娩関係学会・団体連絡協議会)の登録を受けた無痛分娩施設として、安心かつ安全で、質の高い無痛分娩を提供しております。

無痛分娩とは(当院で行っている方法)

当院の無痛分娩は、硬膜外麻酔を用いて行います。

  • 背中(腰部)から硬膜外腔にカテーテルを留置
  • 麻酔薬を持続的または適宜追加投与
  • 陣痛の痛みを和らげながら、意識は保ったまま分娩を行います

※完全に「痛みがゼロ」になることを保証するものではありませんが、強い陣痛の痛みを大きく軽減することが可能です。

当院の無痛分娩のご案内についてはこちら

無痛分娩の対象となる方

当院では、以下のいずれのケースにも対応しています。

計画分娩(分娩誘発)の流れの中での無痛分娩

計画分娩当日に、分娩進行を確認しながら麻酔導入

自然陣痛発来後の無痛分娩

自然に陣痛が始まった後、子宮口開大を確認し無痛分娩へ移行

※いずれの場合でも、母体・胎児の状態、分娩進行状況によっては無痛分娩を行えない場合があります。

当院の無痛分娩の麻酔管理体制(重要)

当院では、24時間体制(オンデマンド)で無痛分娩に対応しております。

平日・日中

  • 産科麻酔医を中心に麻酔管理を担当
  • 専門的な麻酔評価・管理体制のもとで実施

夜間・休日

  • 院長を中心に、無痛分娩に精通した産科医師が対応
  • 緊急時にも速やかに判断・対応できる体制を整えています

※いずれの時間帯でも、母体と赤ちゃんの安全を最優先に管理を行います。

無痛分娩のメリット

  • 陣痛の痛みが軽減される
  • 体力の消耗を抑えやすい
  • 産後の回復が早い
  • 分娩に集中しやすく、冷静に臨める
  • 高血圧や過度な緊張が軽減されることがある
  • 会陰切開や会陰裂傷の創部縫合時に、痛みがない

無痛分娩のリスク・注意点、安全体制

無痛分娩は安全性の高い方法ですが、以下の点をご理解ください。

  • 血圧低下
  • 胎児心拍低下
  • 痛みのコントロール不十分(分娩の急激な進行や回旋異常など)
  • 薬剤による掻痒感や発熱
  • 麻酔の効き方に個人差があること
  • 陣痛が弱まり、分娩進行が緩やかになることや吸引分娩に至る可能性があること
  • ごくまれに、頭痛や神経症状、排尿障害などの合併症
  • 局所麻酔中毒や全脊椎麻酔、硬膜外血腫・硬膜外膿瘍などの重篤な合併症

当院では、硬膜外麻酔導入後、陣痛が弱まる可能性が高いため、麻酔効果が得られた時点で陣痛促進剤(アトニン)を開始し、分娩の進行が止まることや赤ちゃんを出す力が弱まることを予防しております。

※当院では、常勤の産科麻酔に特化した麻酔科専門医を中心に、これらを想定した監視・対応体制を整えており、JALA(日本無痛分娩関係学会・団体連絡協議会)に登録された無痛分娩施設として、安心で安全な無痛分娩の提供を行なっております。麻酔科専門医師はもちろん、無痛分娩に関わる産科医師・助産師を含めた医療スタッフは全て、JALAによる安全講習を受講しております。

無痛分娩が行えない・中止となる場合

以下のような場合には、無痛分娩を行えない、または中止することがあります。

  • 母体や胎児の状態に急な変化があった場合
  • 分娩進行が急速すぎる場合
  • 麻酔医学的にリスクが高いと判断された場合
  • 緊急帝王切開へ移行する場合

無痛分娩と分娩方法の考え方

無痛分娩は「分娩方法の一つ」であり、経腟分娩・帝王切開を問わず、安全性が最優先されます。
分娩経過によっては、無痛分娩中であっても帝王切開へ移行することがあります。

よくあるご質問(Q&A)

無痛分娩は必ず受けられますか?

経腟分娩が可能と判断された方で、硬膜外麻酔導入が赤ちゃん出産前に間に合う状況であればご案内可能です。お母さんに側彎症や脊椎術後の既往がある方、硬膜外麻酔の効果が得られる前に赤ちゃんが産まれてしまいそうな方は無痛分娩を行うことが出来ないことがありますのでご了承ください。

途中から無痛分娩にできますか?

元々自然分娩希望の方が、途中から無痛分娩を行うことは可能です。事前に麻酔科外来受診の有無で、値段が変わりますので、迷われている方は妊娠30週以降の麻酔外来受診をお願い致します。

夜間でも無痛分娩はできますか?

夜間でも無痛分娩は可能ですが、麻酔科医師の指定は行うことは出来ません。院長を中心に、無痛分娩に精通した産科医師が硬膜外麻酔を実施しております。

無痛分娩でもいきめますか?

当院の無痛分娩は、痛みを完全にゼロにする麻酔管理を行なっておりません。可能な限り本人の力(赤ちゃんを出そうとする力)を残しつつ、陣痛の痛みを重い生理痛程度の状況にすることを目標としております。

最後に

当院では「痛みを取ること」よりも「安全に出産を終えること」を最も大切にしています。痛みをゼロにすることではなく、身体的・精神的な負担を軽くするための医学的処置として位置付けております。
十分な説明と対話を重ねながら、その時点で最も安全と考えられる無痛分娩をご提供いたします。
無痛分娩についてのご不安やご質問がある場合は、入院中および妊婦健診時に、遠慮なくご相談ください。
*分娩の進行や母体・胎児の状態により、やむを得ず帝王切開となる場合、硬膜外カテーテルの挿入・管理にかかる費用(5万円)につきましては、分娩方法に関わらずご負担をお願いしております。無痛分娩に向けた準備・処置として必要な医療行為であることをご理解いただけますと幸いです。

帝王切開について

当院では、母体と赤ちゃんの安全を最優先に考え、医学的に必要と判断される場合には帝王切開分娩を行っております。
帝王切開は「特別な分娩」ではなく、母体・胎児の命と健康を守るための標準的な医療行為の一つです。

経腟分娩を目指して経過をみていた場合でも、分娩の途中経過や赤ちゃんの状態によっては、帝王切開へ移行せざるを得ない状況が生じることがあります。

帝王切開が選択される主な理由

以下のような場合には、帝王切開分娩が必要となることがあります。

  • 上のお子様を帝王切開で出産された方(前回帝王切開)
  • 分娩の進行が停止し、これ以上の経腟分娩が困難と判断される場合(分娩停止:赤ちゃんの向きがうまく回らない等)
    ※当院では計画分娩による分娩誘発は、原則2日間を上限としております。
  • 赤ちゃんに強いストレスがかかり、胎児心拍に異常がみられる場合
  • 母体の疲労が強く、これ以上の分娩継続が母体に危険と判断される場合
  • 骨盤と赤ちゃんの頭のサイズのバランスが合わず、分娩が進行していないと判断された場合
  • 常位胎盤早期剥離、臍帯脱出、吸引分娩でも出産に至らないなど、緊急性の高い状況が生じた場合

これらはいずれも、「経腟分娩を無理に続けること自体がリスクになる状態」です。

初産婦・経産婦の方へ大切なご説明

初めてご出産される初産婦の方の場合、実際に陣痛が始まり分娩が進行してみなければ、経腟分娩が可能かどうかを事前に完全に予測することはできません。
また経産婦の方であっても、赤ちゃんの状態や分娩経過によっては、帝王切開へ移行せざるを得ない場合があります。
「前回は経腟分娩だったから、今回も必ず大丈夫」という保証はありません。

帝王切開の流れ(予定帝王切開の方)

対象:前回帝王切開の方、骨盤位(逆子)の方など

1

入院

手術当日 9:00

2

入院後

超音波や胎児心拍モニターで赤ちゃんの向き・状態を最終確認
※逆子が治っていた場合は、予定帝王切開を中止することがあります。

3

手術室へ入室

12:00頃

4

麻酔導入

腰椎麻酔・硬膜外麻酔等を行います

5

手術開始

12:30頃(緊急対応等で前後します)

6

立ち会い

ご家族1名まで可能(状況により変更となる場合があります)

帝王切開は母子に悪影響がありますか?

帝王切開は、母体と赤ちゃんの安全を守るために行う標準的な医療行為です。
必要なタイミングで適切に行うことで、重大な合併症を防ぐことができます。
たとえば、経腟分娩を無理に続けた場合、

  • 赤ちゃんに過度なストレスがかかる
  • 胎児が低酸素状態となる
  • (まれですが)重症の場合には、低酸素性虚血性脳症に至り、将来的な成長発達に大きな影響を及ぼす可能性がある

といったリスクが高まることがあります。
帝王切開は、これらのリスクを回避し、赤ちゃんを安全に出生させるための重要な選択肢です。

帝王切開の合併症やデメリットについて

帝王切開には、以下のような合併症やデメリットが生じる可能性があります。

  • 出血(状況により輸血が必要となることがあります)
  • 感染症(創部感染など)
  • 血栓症(深部静脈血栓症、肺塞栓症)
  • 他臓器損傷(膀胱・腸管・尿管など)
  • 次回妊娠では状況により帝王切開が推奨されることがあります
  • 帝王切開瘢痕部症候群(過多月経・過長月経、不妊との関連が指摘されることがあります)

分娩方法と保険適用について

将来的に経腟分娩が保険適用となった場合でも、帝王切開術はもともと保険適用の医療行為です。
分娩方法は「希望」だけで決まるものではなく、その時点での母体・胎児の状態を踏まえ、医学的に最も安全と判断される方法が選択されます。

帝王切開についてのQ&A

当院では、十分な説明と対話を重ねた上で、妊婦さまご本人にもご理解・ご納得いただきながら、その時点で最も安全と考えられる医療を提供することを大切にしています。
入院中のみならず、外来の際にも遠慮なくご相談ください。

帝王切開は必ず受けなければなりませんか?

帝王切開が提案される場合は、経腟分娩を続けることで母体や赤ちゃんに重大な危険が及ぶ可能性が高いと判断された状況です。医学的には帝王切開が最も安全な選択となります。

帝王切開に同意できない場合、どうなりますか?

医学的に安全性が確保できないと判断される場合、当院では経腟分娩の継続をお引き受けできないことがあります。
当院には母体と赤ちゃんの安全を守る責任があり、医師の医学的判断に反する分娩方法の実施はお受けできません。
なお、分娩方法について強いご希望がある場合には、妊婦健診時に早めに外来担当医師へご相談ください。必要に応じて、他の医療機関へのご紹介を検討致します。

帝王切開になると、赤ちゃんに悪影響はありませんか?

帝王切開そのものが赤ちゃんに悪影響を及ぼすことは一般的にはありません。
むしろ、適切なタイミングで行うことで、胎児の低酸素状態や重度の分娩ストレス、出生後の重篤な合併症を防ぐことができます。

帝王切開になる可能性は、事前に分かりますか?

内診所見や骨盤レントゲン計測(ガットマン計測)によりある程度の予測は可能ですが、最終的な判断は分娩経過を見ながら行う必要があります。初産婦・経産婦を問わず、陣痛が開始されて初めて分かることも少なくありません。

帝王切開になった場合、事前に説明はありますか?

可能な限り、状況と理由をご説明した上で対応いたします。ただし緊急性が高い場合には母子の安全を最優先し、迅速な判断を行うことがあります。その場合、帝王切開後にご説明となることもありますのでご了承ください。

最後に

当院では、「経腟分娩にこだわる」ことよりも、「母体と赤ちゃんが安全に出産を終え、母児ともに健康で一緒に退院できること」を最も重視しています。
医学的に安全性の確保が難しいと判断される場合には、分娩方法についてご希望に添えない場合があることを、あらかじめご理解・ご了承ください。

ご不安な点やご質問がありましたら、入院中や妊婦健診時に遠慮なくご相談ください。